珠洲焼窯の様子

ACTIVITY 03

珠洲焼支援

伝統工芸を守り、能登の地域文化を後世に残すため、珠洲焼の販売支援に取り組んでいます。

黒く、強く、美しい。
幻の古陶。

釉薬を使わず、1200度の炎と土だけで生み出される「灰黒色」。
平安の昔から愛され、一度は歴史から姿を消したものの、
地元の情熱によって現代に蘇った奇跡の焼き物です。

Features

珠洲焼の特徴

01
黒の正体は「炭」

鉄が錆びて赤くなる代わりに、薪の「スス(炭)」が器と結びついて黒くなります。この炭の皮膜が、冷蔵庫の脱臭炭と同じように雑味を吸着。水やお酒をまろやかに変化させます。

02
呼吸する器

微細な気孔から水分が蒸発する際、「打ち水」と同じ気化熱の原理で器自体が冷やされます。水温上昇を防ぎ、雑菌の繁殖を抑えるため、生けた花が驚くほど長持ちします。

03
魔法の泡立ち

表面の微細な凹凸が、ビールを注いだ瞬間にクリーミーな泡を生み出します。泡がフタとなり炭酸と香りをキープ。高い保冷力と結露しない性質も相まって、最高の晩酌を演出します。

04
育つ器

使い始めはマットな質感ですが、使い込むほどに手の油分などが馴染み、鈍い光沢を帯びていきます。釉薬を使わないからこそ味わえる「経年変化」も魅力の一つです。

Comparison

他産地との違い

有田焼 珠洲焼 備前焼
耐久性 割れやすい 欠けにくい
(釉薬不使用のため)
普通
機能 鑑賞・盛り付け 味を変える
(浄化・保冷・保湿)
味を変える
役割 お皿が主役 食材が主役
(黒が色を引き立てる)
料理と馴染む
Story & Future

復活、そして世界へ

History
幻の古陶

12世紀〜15世紀に隆盛を極めるも、戦国時代に消失。約400年の時を経て昭和51年に復興しました。

2024.01.01
震災による壊滅的被害

能登半島地震により、約20あった窯元の登り窯がほぼ全壊。地域の文化基盤が失われる危機に直面しました。

Now & Future
世界を目指す「3つの必然性」
  • 1. 文化復興の国際化 「復興の物語」を付加価値とし、ブランドとして世界へ発信。
  • 2. 技術の革新 海外アーティストとの交流で新たな表現を開拓。
  • 3. 地域の再生 珠洲焼を核とした体験ツアーでインバウンドを誘致。

珠洲焼を、守りたい。

瓦礫の撤去、窯の修復、販路の確保。
作家たちが再び火を灯すためには、皆様の支援が必要です。
そして何より、「珠洲焼を使っていただくこと」が一番の力になります。

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